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アジア・フリーク(Asia Freak)

タイを中心にアジア探索の記録

とあるベトナムの1日

2016年12月16日(金曜日)

  朝方5時過ぎ、L.Hùngが新顔を連れて帰ってきた。

  新顔は、何やら調子が悪そうに、そのままトイレに数分籠もり、Hùngが気遣っていた。

  また、ベトナムのことだから、ろくに呑めもしないのに浴びるように呑んだんだろうと思い、こちらは今日も仕事なので構わずにいた。

  新顔は、トイレから出ると、ソファーで寝付いた。

  仕事から帰ると、案の定まだウチで寝ていた。

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  健康のため野菜が摂れて、ベトナムたちも好きな素材で、残れば冷蔵庫で翌日も美味しく食べれる、恒例の肉ジャガを作った。

  ベトナムたちは、基本は、その日暮らしで、金欠でもある。特にド田舎の出身で、根は素朴、仲間家族と食を共にすることを大切にする慣習もあるので、食事を作って出すことは、信頼関係を作る意味でも大きな意味がある。

 1000年以上も前から中国の政治・伝統・文化・思想哲学を取り入れて歴史を築いてきたベトナムには、孔子廟も数多く、ベトナム人の価値観の根底は孔子儒教的価値観に大きく影響されていると言える。

  この意味でも、年長者である私が、初めて会う年下の者に、手料理を振舞うというのは、ベトナム的価値観や、彼らの出身地域の慣習からしても、信頼関係を築くのには速攻的で圧倒的な効果がある。

  そして、新顔は、少し食べると、無垢な笑顔でタイ式のไหว้ ワイを何度もしながら、帰って行った。

  一面畑のド田舎からバンコクの都会に出てきて、特別な目的観も無くブラブラしている若いベトナムたちの9割りは、3ヶ月もすれば、まともに働かず、友達や家族など頼れる隙があるところに寄生して、人を簡単に裏切ったり、麻薬に手を出して逮捕されたり、連日酒に溺れて警察沙汰になることも多い。中には、働きたくない、金だけ毎月5-6万バーツ(※出身地での手取りは、いわゆる3Kで日当100-200バーツ)欲しいと真剣に言う、世の中を舐めたダメ男も多い。

  まだ、無垢な笑顔で、純粋に感謝の気持ちを表現できるウチに、周りに流されず、将来を考えてコツコツ働くことをして欲しい。