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「金目のものみせびらかすな」 バンコクの強殺容疑者 | newsclip (ニュース、社会のニュース)

★他人の悪い心を誘惑しない

  現実には、動物や虫のように、その日暮らし、その場の状況に反射的に生きている人がたくさんいる。

  たとえば、犬や猫が、その時その時の状況に反射的、本能的に生きているように、過去や未来は無く、現在を刹那的に生きて、それで良しとする価値観の人たちがたくさんいる。今を生きる為に、反射的、本能的に(その時の欲望に従って)行動し、上手くいけば良し、死んでしまえばそれまでという生き方。

  瞬間瞬間を刹那的に生きている人たちにとっては、欲望のままに、窃盗、殺人という手段をとることに躊躇がない人もいる。

  この事件の容疑者(キティコン、スパチャイ)さんは、下記のように話している。

「iPhone7」を手に持っているのをみて襲撃した;

「危険だから金目のものをみせびらかさないほうがいい」;

「抵抗しなければ刺さなかった」

  まさに、刹那的に欲望の奴隷として生きている人の価値観だ。

  だからといって、この容疑者たちが、常に殺傷事件を起こしているわけではなく、生活の中では、優しさを見せる一面もあるかもしれない。

  街中では、誰が、どんな人かは分からない。

  事件を発生させないよう、自分の行動に細心の注意を払うことが必要と思う。

  要は、対策としては、他人の悪い心を引き出さない(誘惑しない)行動を、自分自身が意識してすることが大切だと思う。

 


「金目のものみせびらかすな」 バンコクの強殺容疑者 | newsclip (ニュース、社会のニュース)

【タイ】バンコク都内の路上で大学生のタイ人男性ワシンさん(26)が刺し殺され、スマートフォン「iPhone7」が奪われた事件で、タイ警察は6日午後までに、容疑者のタイ人男2人を逮捕した。タイ字紙カオソッドなどが報じた。

 逮捕されたのはキティコン容疑者(26)とスパチャイ容疑者(25)。調べによると、キティコン容疑者は4日夜、都内スコンタサワット通りのセブンイレブンから出てきたワシンさんの首を背後から絞め、スマホを奪おうとした。ワシンさんは抵抗し、正面を向いて容疑者と格闘したが、ナイフで首、胸などを数回刺され、路上に倒れ死亡した。キティコン容疑者はワシンさんのスマホを奪い、スパチャイ容疑者が運転するバイクで逃走した。

 犯行の様子を映した防犯カメラの映像がタイ字紙のウェブサイトなどでそのまま公開され、大きな反響を呼んだ。

 容疑者2人はワシンさんを殺害した後も、5日未明にかけ、2件の路上強盗を働いた。

 キティコン容疑者は麻薬所持、傷害などで過去に8回服役し、昨年12月14日に出所したばかりだった。同容疑者は6日に開かれた警察の記者会見に同席し、ワシンさんが「iPhone7」を手に持っているのをみて、襲撃したと認め、「危険だから金目のものをみせびらかさないほうがいい」、「抵抗しなければ刺さなかった」などと話した。
《newsclip》