プラサート・カオ・ノーイ（ワット・スィー・チョンプー）を出て、カンボジアに近い国境沿いの3383号線を走りながら、タム・ナームへ向かう。
国境沿いの道は、綺麗に舗装され、行き交う車やバイクは殆どない。
国境沿いの一帯は、人影は殆ど無いけど、農家の人たちが精魂込めて面倒見ていることがわかり、未開の地にいるような不安感はない。
それでも、こんな人気無いところでバイクが故障したり、パンクしたりして立ち往生したら、ちょっと怖いかも。
ゆったりした農村の中を走るのは、気持ちがいい。
3383号線を進み、3067号線と合流したあと、5Kmほどごとに、検問所がある。
バイクは、止められることなく、通り過ぎることができる。
途中、カンボジアへ抜けることができる道へ入るところには、必ず検問所がある。
Google Mapsでは、国境地点に市場があったので、行こうとすると、検問所の人に止められた。
市場へ行きたいと言うと、もう無いと言われた。
今思えば、素直に国境を見てみたい、と言えばよかったかなと思う。
どこ出身なのかなど、質問され、終始、フレンドリーに対応してくれた検問所の人（軍人？）。こんなことろに外国人がバイクで来ることなんて、殆どないのかもしれない。
タム・ナームまで行くのは、遠い？と訊くと、30分足らずだと教えてくれた。実際には、道も間違えて2時間ほど掛ったけど。確かに、車なら30分ほどで行ける距離かもしれない。
