アジア・フリーク(Asia Freak)

タイを中心にアジア探索の記録

Simin Halal Food Restaurant

Simin Halal Food Restaurant

バングラデシュ料理

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★場所

 

メニュー

  近隣の店に比べてメニューは少ないけど、値段は安め。

  パンは、ナンは無いので、チャパティで食べる。

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2017年8月12日(土曜日)

  インド・カレーを食べにパフラットにはよく来る。

  ただ、いつも Mama Indian Restaurant か Royal India なので、このエリアの南アジア料理店をいろいろ試してみようと思い、Simin Halal Food Retaurant に入ってみた。

 

  店の奥にメニューボードがあったけど、なんだか種類が少ないので、店の人にメニューはと訊くと、メニューボードにあるだけという。

  Chicken Masalaとナンを頼むと、

「ナンは無い。チャパティでいいか?」

  と言うので、チャパティを2枚頼んだ。

 

  料理を待っている間、隣のおじさんが話しかけてきた。

「Where are you from? Japan?」

  日本人ですと応え、幾つか話をした。

  おじさんは、休暇でタイに来ているという。

 

  店に入った時には、このオジサンと店員との二人しかいなかったが、そうこうしてるうちに家族連れが入ってきた。

  家族連れのおばさんは、スカーフを被っており、ムスリムの一家だと分かった。

  バングラデシュは、ヒンドゥー教徒と対立し、ムスリムの国を作るため、インドから分離(1947年)し東ベンガルとなり、その後、パキスタンの一部としての東パキスタン(1955年)を経て、パキスタンからも独立(1971年)してバングラデシュとなったことを思い出した。

  店名にHalal(イスラームの戒律に則った調理)とあることからも、ムスリムであることを窺わせる。

 

  料理を待っていると、バングラデシュのニュース番組が始まった。

  トップニュースは、北朝鮮とアメリカとの対立が激しくなっているとの報道。日本、ロシア、中国も絡んで、戦争の危機が高まっているというような報道がされた。

  このニュースで報道された安倍首相の発言に、店員も含めて、みんなが釘付けになっていた。

  「戦争の危機」という言葉に、真剣に反応している様子から、バングラデシュの民間人たちは、テロや戦争という現実を、より身近に接している生活なのだろうかと感じた。

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  料理が出てきた。

  カレーは、サラッとした薄味。

  チャパティは、モチモチして、若干、ナンのような甘みもあって美味しい。

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  Simin Halal Food Restaurant は、メニューは少なく、好きなナンも無いけど、美味しくいただきました。