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両陛下がベトナム国家主席お出迎え 皇居で歓迎行事(18/05/30)


両陛下がベトナム国家主席お出迎え 皇居で歓迎行事(18/05/30) - YouTube

 

  クワン国家主席から、日本に約26万人のベトナム人が暮らしていることを聞いて、天皇陛下は『日本では、ベトナムの人たちは幸せに暮らしていますか』と尋ねられた。

  ベトナムにも多くの日本人が住んでいることで、人的交流が両国の絆を強める役割を果たしている、と国家主席から聞いて、天皇陛下は『そのような交流は、極めて重要だと思います。』と応じた。

 

  国籍が日本人の人たちだけでなく、国籍を超えて、一人ひとりに寄り添う姿勢が無いと、このような発言はできない。

  こういう価値観で、地道に皇室外交を続けられている天皇皇后両陛下は、日本にとって誇りだと思う。

  罵り合いや断絶からは、憎しみや不信、誤解が増すことはあっても、和解や協調は進まない。

  政治、経済、環境、文化のボーダレス化が進む中、協調してソリューションを見出すしかない。

  そのベースには、人間を基調にした、相互尊重の姿勢が不可欠。

  日本国憲法前文の精神も、こういった思想に基づいていると思う。

  天皇の国内対応、外交は、憲法の精神にも基づいて、人間を基調にした、平和志向の姿勢が滲み出ている。