バイクで行ってみたい場所のひとつ、サケオ県のアランヤプラテート。
アランヤプラテートを基点に、ロンクルア市場、クメール遺跡、ローカルの国境などを、自分のバイクでじっくり周ってみたい。
ただ、Google Mapsでは、バンコクからアランヤプラテートの国境まで250Km、バイクで4時間強。
この27日から29日の3連休で行こうか迷ったけど、掛かる時間と距離を見ると、遣り切れるのかと腰が重い。
バンコクから片道120Kmのラーチャブリーに初めて行った時は、道が分からず、行きも帰りも苦労した。Google Mapsにはバイク用の案内サービスが無く、帰り道では、冷たい夜風と不安の中、気付いたら高速を走っていたという怖い経験をした。
この7月からGoogle Mapsにバイク用の案内サービスも付いたので、間違って高速に乗る心配も減った。
ラーチャブリー外伝 〜 バンコク→カオビン洞窟→ヤワラ - アジア・フリーク（Asia Freak）
ということで、サケオ県までの中間距離にある場所まで思い切って行ってみた。
道を下見するのと、クメール遺跡の下調べを兼ねて、バンコクから片道120Km、バイクで2時間強のところにあるプラチンブリ美術館が目的地。
2018年7月28日（土曜日）
12:30 バンコクを出発。
もっと早く出るつもりが、昼過ぎになってしまった。
仏教の祝日、国王誕生日の祝日だったけど、Google Mapsのプラチンブリ美術館開館情報は、9:00〜16:00開館となっていた。
道に迷うこと無く順調に進み、プラチンブリ美術館まで数キロのところで、激しい土砂降り。全身ズブ濡れ。ズボンのポケットに入れていたカメラを急いで取り出してバイクの荷物入れにしまったけど、若干濡れていた。一応、問題無く使えている。
皮肉なもので、ズブ濡れのまま走り続け、ようやく観念して雨宿りに入ると、雨は5分ほどで止んだ。しかも、美術館は目と鼻の先だった。
15:00 プラチンブリ美術館、着。
更に皮肉なことに、悪い予感が的中。
休館日。
雨が止んだので、管理人（？）のオジサンが出てきて、箒で溜まった雨水を掃いている。
オジサンに訊くと、今日は、特別に休館日なんだと。来る前に電話してから来れば良かったと軽く残念。
そうこうしていると、管理人（？）のオバサンも出てきた。
こちらのバイクのナンバープレートを見て、
『バンコクから来たの？今日は休館日。明日は開けるけど、来る？』
と親切に言われた。
『マイルー（どうかな、、、）』と笑って返した。笑うしかない。
美術館の中に入れないけど、入口を開けて、パンフレットと冊子をくれた。
冊子には、いずれ行きたいと思っていた、アランヤプラテートのクメール遺跡のほか、南イサーンのクメール遺跡などの解説があった。
次回、サケオ県に行く前、プラチンブリ美術館に寄ろうと思う。この冊子を読んで美術館見学すれば、より深く鑑賞できると思う。
★開館時間と料金
ここでも、タイ人は30バーツ、外人は150バーツという、ふざけた料金設定。
晴れ間が見え、短時間の土砂降りが一度あって、その後は晴れ。
15:30 帰路。
16:30 来る時に見掛けたローカルマーケットに寄った。
場所は、プラチンブリの県境で、隣接するバーンパコーン川を渡るとチャチューンサオ県だ。
マーケット周辺の地図を見ると、セーンセープ川がバーンパコーン川に繋がっている。セーンセープ川は、チャオプラヤー川とも繋がっていて、伊勢丹、バーンカピを経て、はるばるバーンパコーン川まで内陸を横断していた。
マーケットは、小さいけど、それ程高くなく、新鮮で、町内会のお祭りで見る出店のように活気があった。
そして、写真を撮りたかった田園と線路。
乗合バスでは、個人の都合で立ち止まれないけど、自走すれば、じっくり風景を楽しむこともできる。
帰路は、Google Mapsが示した通り、バンコクまで2時間半強。プラス、途中、マーケットに寄ったので、3時間ほどでバンコクに着いた。
今日の感じなら、アランヤプラテートまで行けると思った。
下調べが済んだらアランヤプラテートまで行ってみよう。
