アジア・フリーク(Asia Freak)

タイを中心にアジア探索の記録

【タイ語】名誉

เกียรติ

gìat

ぎアっと

名誉;honour

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2017年ラーマⅨ世葬儀式典『ラーマキエン』から

 

⭕分析

เกียรติ gìat 名誉 = เกียรติ์ gian 名誉

เกียรติ gìat:一般的に使われる綴りと読み。

เกียรติ์ gian:綴りが違い、読みが異なる。場合がよって使われることがある。

 サンスクリット語からの借用語。双方とも、最後に読む音が異なるだけで、基本の綴りは同じ。意味も同じ。

 

⭕例

มี เกียรติ

mii gìat

ミー・ぎアっと

有る・名誉 → 名誉がある

 

แขก ผู้ มี เกียรติ

khæ̀æg phûu mii gìat

ケーぐ・プー・ミー・ぎアっと

客・有る・【関係詞】人・有る・名誉 → 名誉を持っている人 → 賓客

 

ให้ เกียรติ

hâi gìat

ハイ・ぎアっと

与える・名誉 → 尊敬する

 

เป็น เกียรติ

pen gìat

ぺン・ぎアっと

【属性、状態】〜である・名誉 → 名誉なことである、名誉な状態である

 

เสีย เกียรติ

sǐa gìat

スィア・ぎアっと

失う・名誉 → 名誉を失う

 

ลด เกียรติ

lód gìat

ワっと・サっぐスィっと

下げる・名誉 → 地位・品格を下げる

 

ราม เกียรติ์

raama gian

らーマ・ぎアン

ラーマ・名誉 → 名誉あるラーマ

 ラーマは、紀元前の古代インドから伝わる物語『ラーマーヤナ』の主人公。『ラーマキエン』は、『ラーマーヤナ』をモデルとして、タイのタークシン王が編纂を始め、ラーマ6世の時代に『ラーマキエン』と名付けられたタイの重要な民族的叙事詩、戯曲。

 粗筋は、お姫様を拐われたラーマ王子が、猿軍団を引き連れて悪魔退治を遂げ、凱旋するというストーリー。

 『ラーマーヤナ』は、アジアに広く伝わり、各地で独自に言い伝えられている。『ラーマキエン(タイ)』、『リアム・ケ(カンボジア)』のほか、ベトナムのチャンパ遺跡や伝説、インドネシアのボロブドゥール遺跡に描かれ、一節には『西遊記』、『桃太郎』、『千夜一夜物語』に影響をあたえたとも言われている。

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2017年ラーマⅨ世葬儀式典『ラーマキエン』から