【タイ語】乗り物
ยานพาหนะ
yaanphaahàná
ヤーンパーハナ
乗り物
⭕分析
移動手段全般を意味する語。但し、移動手段としての生き物は含まない。例えば:
- 馬車は含むけど、馬に乗る場合は含まない。
- 犬ぞりは含むけど、犬に乗る場合は含まない。
- 切った丸太に乗る場合は含む。
ยาน yaan ヤーン:船、乗り物。
インド独立の父「マハートマ・ガンディー(偉大なる魂ガンディー)」の敬称にも使われている「マハー(มหา mahǎa 大きい、偉大な)」を接頭辞として「มหา ยาน mahǎayaan マハー・ヤーン:大きな船」と言うと大乗仏教(マハーヤーナ Mahayana)を意味する。
マハーヤーナという表現は、大乗仏教の立場から、他の仏教部派(小乗仏教、上座部仏教)と比較した場合、より大きな船/乗り物(=大乗)だから、より多くの人を幸せにできる教義解釈をしている仏教が大乗仏教である、という意味で使われる。
小乗仏教とされる仏教部派や上座部仏教を信奉する人に対して使うと批判的、差別的な意味合いとなる点に注意が必要。
マハーヤーナの対義語は、ヒーナヤーナ。「หิน ยาน hǐn yaan ヒン・ヤーン:(石・乗り物)石の乗り物」。
大乗仏教の立場から、他の仏教部派を批判的に言った表現。「多くの人を乗せ、幸せにできる大乗」に対して、「石の船/乗り物」である「小乗」では沈んでしまい、幸せになれないと言う意味。
พาหนะ phaahàna パーハナ:乗って移動する物。乗り物
⭕例
ยานพาหนะ ที่ จะ พา คุณ ไป ฝั่ง ตรงข้าม
yaanphaahàná thîi jà phaa khun pai fàŋ troŋkhâam
ヤーンパーハナ・ティー・ぢゃ・パーン・クン・ぱイ・ファん・とろんカーム
乗り物・【関係詞】〜するところの・【助動詞】〜するであろう・連れて行く・あなた・【方向】〜へ・岸・反対
→ あなたを対岸/あっち側へ連れて行く乗り物