アジア・フリーク(Asia Freak)

タイを中心にアジア探索の記録

レバノン料理 ベイルート

  バンコクなどに支店があるレバノン料理店ベイルート

Website: Beirut Restaurant

 

  アラブ料理といえば、北アフリカタジン鍋料理、エジプトの庶民食コシャリやモロヘイヤ料理、そして東アラブのレバノンは、フランスの支配下にあったため西洋の影響、そして、イラン(ペルシア)やトルコの食文化の影響もあり、西洋(Occident)と東洋(Orient)が融合して洗練された食でも有名。

 

  ベイルートでは、ホンモス、マハシー(ワラク・アェナブ)、ハルミチーズなど、洗練された庶民料理が美味しい。

  ワインやビールもあり、レバノン料理でディナーをするのもなかなかいい。

 

2018年3月7日(水曜日)

  今日行ったのは、BTSサラデーン駅前にあるシーロム支店。

場所:Google Maps

 

  何年も前から店のことは知ってたけど、入ったのは今回が初めて。

 

  まずは、レバノン料理の代表的なところを頼んだ。

 

ワラク・アェナブ

  ワラクは紙、アェナブはブドウ。ぶどうの葉でご飯を包んで蒸した料理。

  マハシーとも言われる。

  現地の一般家庭で食べるのとは違って、さすが洗練された美味しさ。

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ホブズ

  ホブズとは、パンのこと。

  ピタ(Pita)という一般名称でFoodlandで安く買える。

  アラブでは、大麦粉で作ったパン、小麦粉で作ったパンの二種類がある。

  大麦粉で作ったものは、ビールのように、ホロ苦い味がする。

  小麦粉で作ったものは、インドのナンのように、甘みがある。

  エジプトの国民的パン、アェーシュは、大麦粉で作ったもの。

  レバノンなどの東アラブでは、小麦粉で作ったパンが主流。

  インドのナンがモチモチしているのに対して、東アラブのホブズは、オーブンで焼いてパリパリとしている。焼かないとモチモチした食感。

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ホンモス

  ひよこ豆とゴマをペースト状にして、オリーブオイル、レモン汁を搾ったもの。

  チーズのように若干の酸味があるので、ワインに合う。

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  洗練された東アラブ料理とワインでディナーを楽しむのも、凄くよかった。