プーミポン国王 荼毘に付される
各国要人が葬儀に参列。
日本からは秋篠宮ご夫妻が参列。
階ら降りる際、ちょうど振り返って二人の姿が見えるかと思った瞬間、テレビ中継は葬儀場の外観に画面切替!
各国の人たちが観れるようにネット中継していて、自国からの参列者が振り返えるこの瞬間をみて、タイと自国との繋がりを意識できるんだと思う。
そんな瞬間に画面を切り替えるセンスの無さというか、礼を失する国際常識(Common Sense)の無さは頂けない。
外観を映したあと、すぐ戻ったけど、秋篠宮こ夫妻の様子は、一瞬映ったのみ。
ちなみに、秋篠宮ご夫妻のあと、数名で各国要人の焼香は終わった。
なんでこんなタイミングで画面切替するかなぁ。。。
後日、メディアでは秋篠宮ご夫妻の写真が掲載されていました。
しかし、素晴らしい葬儀施設。
BBCの特集によると、プーミポン国王は、「自然」、なかんずく「水」を大切にされ、王室事業約4,000のうち、3,000は「水」に関わる事業とのこと。
プーミポン国王が大切にされた「自然」を反映して、葬儀施設は造られた。
葬儀施設が一般公開されたら、是非、見学したい。
1年かけて作った「天国」 タイ前国王の葬儀 - YouTube
プーミポン国王(ラーマ9世)を讃えるため、ラーマーヤナ(รามเกียรติ์ ラーマ物語)を題材にコーン(โขน タイの仮面舞踏劇)も演じられた。
悪魔ラーヴァナ(Ravan)の軍団登場。
そして、ラーマ王子と猿軍団の登場。
悪魔軍団と猿軍団の激しい闘い。
そして遂にラーマ王子と悪魔ラーヴァナとの一騎打ち。
ラーマ王子の勝利。
悪魔ラーヴァナは改心したのち安らかに亡くなる。
ラーマ王子の凱旋。
祖国へ凱旋する道中、すべての花、森、鳥、川などの自然がラーマ王子を讃え、荒れた大地は潤い、水は清らかになったと伝えられる。
農業や自然を大切にし、人間生活の向上に貢献しようとされたプーミポン国王を讃える演出だった。
ラーマーヤナに続いて、プーミポン国王を讃える天女(アプサラ)の踊り。
雅楽団
22時から火葬開始。
特設会場ではコンサート。
日付が変わって27日午前1時過ぎ。
ネット中継を観ると、式典行事は続いていた。
映像を観ると、水溜りがあり、地面が濡れている箇所がある。26日夕方、式場周辺では激しい雨が降ったとのこと。
それでも、終日天気には恵まれていたと思う。
タイ王国として国家を挙げての式典は、順調に進んでいるように思う。