ステップ30 1か月速習 中国語
頭の体操に読んでみた。
学生時代、第二外国語として勉強した中国語。学生時代は、文法的な深みが物足りないと感じて真面目に取り組んでいなかった。
その後、結婚式、旅行で中国に行く機会があり、再度復習した時には、音の難しさに、改めて気が付いた。
タイに住むようになり、文法的には中国語との共通点が多く、音声面でも、有気音/無気音、頭子音/末子音、声調の点でも共通点があるタイ語に触れて、今回、『ステップ30 中国語』を読むと、色んな意味でスラスラ読めた。
付属CDの音声も聞き取りやすかった。
短期間で語学の輪郭を学習するには、このシリーズは、よくできていると思う。
是非、タイ語、ラオス語、クメール語、ベトナム語、ビルマ語なども出してほしい。
■レビュー
ステップ10課 数詞、量詞
数詞を解説する課なので、一から十までを全てピンイン表記と併せて掲載してほしかった。
ピンイン解説も無く、例文で数詞を出すのは、初学者にはつらいと思う。
“一”の声調変化について、何の解説も無く、いろんな変化形を例文で出すのは、同じく、初学者にはつらいと思う。ステップ13課の「発音のポイント」で、ようやく“一”の声調変化について解説がある。
ステップ10課には、「発音のポイント」解説が無く、スペースがあるので、“一”の声調変化については、ステップ10課で扱ってほしいところ。