ベトナム日記 バンコク~ハノイ~ヴィン
今年は、タイのソンクラーン(汚い水ぶっかけ祭り)を避けて、ベトナムへ。
テーマは、
- 世界遺産「チャムパ遺跡 ミーソン」
- ベトナム 麺めぐり
- ベトナム お茶探し
- 都市散策 ハティン、ダナン、ホイアン。ついでにホーチミン
- ベトナム縦断
ハノイ~ヴィン
ヴィン~ハティン
ハティン
ハティン~ダナン
ダナン
ダナン~ホイアン
ホイアン
ホイアン~ホーチミン
2017年4月7日(金曜日)
旅の出だしから波乱。
(波乱1)
フライトは、18:45 ドン・ムアン空港発のAir Asia。
腹ごしらえして、銀行行ってお金下して、気付いたら既にすごい時間。
17:15 BTSモーチット駅着。
金曜日夕方、ソンクラーンの長期連休前ということもあってか、道路はかなりの渋滞。
運よくすぐにタクシーに乗り、運転手にどれくらい掛かりそうか訊くと、1時間、と。。。。
念のため、Air Asiaに電話して訊くと、チェックインはフライトの1時間前が期限。
今、17:20過ぎだから、とても間に合わない。
18:45発がハノイ行き最終だし、フライト変更は48時間前までなので、どうにもできない。
強く祈る思いで、運転手にも緊急であることを良く理解してもらい、高速を使って、ドン・ムアン空港に着いたのが17:40。
ギリギリで幸運が重なり、期限の時間までにチェックインも完了。
(波乱2)
フライトが50分ほどの遅れで19:40離陸。
バンコクから地方へ帰省する車だろうか。北部、東北部へ向かう車線が渋滞してる様子が空から見える。
ハノイ着が、予定の20:20より遅れて21:30近く。
ハノイから北中部ハティン省ハティン市までの最終バスは22:00。
ハノイのノイ・バイ空港からタクシーで15分ほど走ったところにあるバスターミナルに着くと、ターミナル内のカウンターは既に人もなく、施錠しようとするところだった。
(巻き返し策)
しばらくすると、呼び込みのおじさんたちが寄ってきて、ゲアン省ヴィン(Vinh)市までのバスがあるから、それに乗って行けと。
訊くと、公共バスターミナルからのバスを逃した人をかき集めて、近くで待機しているバスまで個人タクシーで無料送迎。ある程度人が集まると発車するという。
一緒に行ったベトナム人のTPは、言ってることが信用できるか分からないと言いつつも、まずヴィン行きバスに乗ることにした。
ハノイでお金払って一泊して、翌日直行便で8時間ほど掛けて行くよりか、深夜のうちに近くのヴィンにまず向かう方がいい。ヴィンに着いた頃(朝6時くらい)には、ヴィンからハティンまでは頻繁にバスがあり、30分ちょっとで着く距離だから、お金も時間も無駄のない、最善の巻き返し策だ。
バンコクより北にあるハノイの夜は、体感温度25度程で涼しかった。
やや湿度が高いなと思って、バスの中で横になって休んでいると、大粒の雨が降ってきた。
バスの発車待ちをしていると、なんだかんだ10人ほどがあとからやってきた。バスの目の前で、原付2台が衝突し、結構部品が散らばっている瞬間も見てしまった。
この事故が、これからの道中、起こる不吉なことではなく、今見た不吉な出来事で先の不吉が吹き飛んだんだと強く願う。
そうこうしてるうちにバス発車。
料金回収に来たオヤジは、バスターミナルで呼び込みしてきたチンピラ風の奴だった。カモを引っ掛けて集客完了したからか、呼び込み時とは違って和らいだ表情だった。
ハノイからヴィンまでVND150,000。
朝6:10。
なんだか、いびきを掻いていたいたような気がしつつ目が覚めると、外は明るくなっていた。
中華と西洋が混ざり合ったような様式の建物が車窓に流れる。
車内の乗客は、半分以上居なくなっていた。途中、何度か停車場所があって、降りて行ったんだろう。途中、停まったことも分からないほど寝込んでいた。
朝6:25。ヴィンのバスターミナル着。
まだ朝靄があるなか、朝食をヴィンで取ってから、ハティンへ向かうことにした。
空港のある都市だからか、街並みはやや発展している。
韓国焼肉の店がある。
早速、麺めぐり。
Miến nganという看板を発見。ここに決めた。
スープはコンソメベース。アヒルの肉、酢漬けのタケノコ、もやしなどの具。
添えてあるレモンを絞って食べる。
コンソメスープのカップラーメンみたいな味。
あっさりしていて美味しい。
麺は、細い米麺。
いよいよハティンへ。
土曜は学校があるということで、大型バスは満席。中型バスに乗って出発。