アジア・フリーク(Asia Freak)

タイを中心にアジア探索の記録

【在タイ日本国大使館】反王室勢力に関する注意喚起

反王室勢力に関する注意喚起

 

タイ(チェンマイ総領事館管轄区域を除く)にお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ


在タイ日本国大使館

 

 報道によると,2日,タイのプラウィット副首相兼国防相は、故プミポン前国王陛下の葬儀に合わせ,王室に対して否定的な考えを持つ国内外のグループが犯行を計画している可能性を指摘しつつ,警備を強化すると明らかにしています。また,王室関係者が参列して火葬が行われる26日には、特に厳重な警備体制を敷く考えを示しています。なお,火葬は王宮前広場で行われ、参集者は25万人に達すると見込まれていると報じられています。
 在留邦人および旅行者の皆様におかれましては、上記情勢に留意の上,不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
 電話:(66-2)207-8500,696-3000
 FAX :(66-2)207-8511
------------------------------------------------------------------------------------------------------
◎在留届を提出されている方は,記載事項変更(転居等による住所変更・携帯電話番号やemailアドレスの追加・変更等),または帰国・転出等があれば必ずお知らせ願います。
◎在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録(「たびレジ」)を,ぜひ活用してください。登録者は,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡の受け取りが可能です。
・たびレジ:http://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
◎緊急事態が発生した際,携帯電話のショートメッセージサービス(SMS) を利用し, 在留届や「たびレジ」に登録のあった携帯電話番号に当館より関連情報を送信したり,返信を求める事により安否確認を行う場合があります。本システムでは,原則香港の国番号(+852)を使用し,メッセージは半角英数字(ローマ字)で送信します。
・運用開始について:http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/pdf/sms_kh.pdf
・よくあるご質問:http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/pdf/sms_qa.pdf

ロヒンギャ危機 国連は見て見ぬふりをしたのか

www.bbc.com

 

  メディア、国連、政府、当事者のロヒンギャ、過激派仏教徒、すべての情報の真偽が不明。

  「犬のように殺してしまえ」という価値観が、ミャンマー人社会に自然とあるなら、野蛮な道徳観だと思う。

 

  中国は古代から築いてきた道徳と哲学を捨てて共産主義のもと、国民の人間性が欲望の奴隷となって崩壊しつつある。

  ミャンマーも多様性とそれぞれの人間の可能性を活かそうとする仏教の根幹を見失って狂っている。

 

  道徳心は、政治がコントロールできるものではない。

  佐藤優が言っていたように、世界宗教の助けを借りて、国民性を建て直すという発想が、現実的に思えてくる。

  そもそも、異質な存在を殺すことを、第一に推奨している世界宗教は無い。

  イスラームにしても、限定的な条件付きで、自己防衛を認めているだけで、同時に、捕らえた敵を解き放つことも認めている。

 

  19世紀、20世紀は、各国政治の対立。

  21世紀は、各国政治が連携、統合を進めてボーダレス化し、経済や価値観が対立、そして転換期を迎えている。

  政治、経済、環境問題、学問など、世界史の流れは、対立し殺し合う段階から、連携して差異を乗り越え、新たな価値観を共有して難を乗り越える段階に進んでいるようにみえる。

Phanom Rung Historical Park(パノムルン歴史公園)(10c A.D.)

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名称 Phanom Rung; パノム・るん; พนมรุ้ง
名称意味 Big Hill; 大きな丘
建設時期 10世紀から13世紀
建設者 Rajendravarman II; ラジェンドラヴァルマン2世; រាជេន្ទ្រវរ្ម័នទី២
宗教 ヒンドゥー教シヴァ派
寺院形式 バプーオン様式
建築材 砂岩、ラテライト
規模 東西約???m、南北約???m
参考 Wikipedia パノムルン歴史公園

  パノム・ルン(丘・大きい)は、現在、タイのブリラム県にあるアンコール王朝時代の遺跡。クメール語で「大きな丘」を意味する。

 

★建設、経緯

ラジェンドラヴァルマン2世 Rajendravarman II(AD944年-968年)
最初期に礼拝所をパノムルンの丘に建立し、シヴァ神に捧げたとみられるが、現在見られるほどに大規模な寺院ではなかったと見られる。

 

ジャヤヴァルマン5世 Jayavarman V(AD968年-1001年)
次王のジャヤヴァルマン5世も土地と寺奴(じぬ)をパノムルンの礼拝所に寄進した。

 

ナレンドラティット Narendratit(AD13世紀頃)
さらに遺跡内のコーム文字碑文によると13世紀頃にパノムルン周辺を所領とするマヒンドラプラ家のナレンドラティットが大規模な寺院を建立したという。
マヒンドラプラ家はアンコールワットを建立したスーリヤヴァルマン2世と強い連携を持つ一族であり、同盟して戦争を行っている。そのためパノムルン遺跡の建立はナレンドラティットがアンコールワットの勢力との強い後ろ盾をもちつつ、比較的自由な統治を享受していたことを示している。

 

★寺院のプラン

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出典:Phanom Rung Historical Park - Wikipedia

 


2017年10月3日(火曜日)

パノム・ルンまでの道は綺麗に整備されている。

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駐車場からワット・プラサート・パノムルンまで80メートル。

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ここでもタイ人と外国人の料金差。

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  タイ人料金 外国人料金
パノムルン 20バーツ 100バーツ
パノムルン、ムアンタムの2か所 30バーツ 150バーツ

 

寺院に至る参道の入り口にチケット売り場

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綺麗に整備された参道は、男性器をモチーフにしたリンガが両側に並ぶ。

参道の先に寺院の尖塔が見える。

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蛇または竜の姿をした神ナーガ(タイ語ではนาค nâag ナーぐ)が四方を向いて配置されている。

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床に蓮の花が描かれ、保護枠がしてある。

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寺院の手前で、学生(นักศึกษา nágsʉ̀gsǎa ナっぐスっぐサー)たちが講義を受けながら、スケッチしていた。

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丘にある寺院からの見晴らしがいい。

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寺院の手前には、純白の睡蓮が人目を惹きつける。

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中央の尖塔に避雷針がある。

カイラス山をモチーフにした屋根が特徴的で、素晴らしい。

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寺院入り口とマグサ(リンテル lintel)

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寺院内には、リンガ(男性器)と組み合わせるためのヨニ(女性器)が、両サイドに対になっている。

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アンコール・ワットと同様の装飾が綺麗。

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中央塔

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クメール文字?

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寺院の外にある簡易礼拝施設

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王の着替える場所

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  最後に、売店ブリラム特産品が無いかを探していたら、(ดีบัว dii bua ディー・ブア)というタイ産の蓮茶を見つけた。

  タイで蓮茶を見つけること自体が珍しいので購入。1つ100バーツ。

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【在タイ日本国大使館】故プミポン前国王陛下の火葬式に関するお知らせ


【在タイ日本国大使館からのお知らせ】

 

プミポン前国王陛下の火葬式に関するお知らせ

 

タイ(チェンマイ総領事館管轄区域を除く)にお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ


在タイ日本国大使館

 

1.25日,プラユット・タイ首相から,故プミポン前国王陛下の火葬式に関する発表がありました。概要を以下のとおりお知らせ致します。

 

○10月13日~27日まで政府関係職員は,15日間服喪期間を延長する。
○10月13日~27日,半旗を掲揚する。
○10月26日は公休日とする(2017年のみ)。
○10月26日,火葬式。
○10月28日17:30以降喪明け,平服を着用。喪中を示す白黒の布,幕,看板等を片付ける。

 

2.また,タイ国政府観光庁より,故プミポン前国王陛下の火葬式に関する旅行者の皆様へのアドバイスが発出されておりますので,以下のとおりお知らせ致します。

 

(2017年9月21日 タイ国政府観光庁国際広報部発表(日本語))
https://www.thailandtravel.or.jp/news/23916/

 

タイ王国政府は故プミポン前国王の火葬式を2017年10月25~29日に執り行う予定を発表しました。10月26日(木)が火葬日にあたり、同日はタイ国民が敬愛する前国王に最後のお別れをするための休日となります。

5日間に渡って王室による火葬式が執り行われますが、その間タイ全国の観光スポットは基本的に通常通り開かれます。また、全ての交通機関、銀行、商業施設、病院、その他の公共サービスも通常通り運営されます。但し例外として、火葬式が執り行われるバンコクの王宮及びエメラルド寺院は、2017年10月1~29日までの間閉鎖され、観光はできませんのでご注意ください。

タイ国政府観光庁(TAT)は、旅行者の皆様が旅行代理店や各種メディアからの情報、地元の当局による告知やその更新について定期的にご確認なさる事をおすすめいたします。また、地域によっては交通事情に影響が出る可能性もあります。万が一、遅延や迂回などの影響が出た際、旅行者の皆様からのご理解を賜りたく存じます。

タイ国民が深い悲しみと哀悼の気持ちにある中、タイ国内でのイベントやアクティビティについては、どのようなものが相応しいか(または相応しくないか)についてご判断ください。また、旅行者の皆様におかれましては、タイ国民の敏感な心情を尊重していただきたくお願いいたします。

多くのタイ国民はこの時期、喪に服するために黒い衣装を着用しています。これは、旅行者の皆様に強制をするものではありませんが、公共の場ではできるだけ節度のある服をお召しになる事をおすすめします。また、火葬式は厳かな雰囲気の中で執り行われるべきものですので、不適切または侮辱的な言動はお控えください。

この歴史的にも大きな意味を持つ時期にタイにいらっしゃれば、きっとタイの人々が王室に対して抱く深い敬愛の念を感じる事ができるでしょう。そして、タイ王国政府とタイ国民は、この時期にタイを訪問し、悲しみと哀悼の気持ちを共有してくださる世界中からの旅行者の皆様に心より感謝し、歓迎いたします。皆様の共感と友情の印は、今後何十年にも渡って、タイ国民の心に刻まれる事でしょう。

プミポン前国王の火葬式についての詳細はこちらをご参照ください。
http://www.kingrama9.net/EN (英語)


(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
 電話:(66-2)207-8500,696-3000
 FAX :(66-2)207-8511
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◎在留届を提出されている方は,記載事項変更(転居等による住所変更・携帯電話番号やemailアドレスの追加・変更等),または帰国・転出等があれば必ずお知らせ願います。
◎在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録(「たびレジ」)を,ぜひ活用してください。登録者は,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡の受け取りが可能です。
・たびレジ:http://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
◎緊急事態が発生した際,携帯電話のショートメッセージサービス(SMS) を利用し, 在留届や「たびレジ」に登録のあった携帯電話番号に当館より関連情報を送信したり,返信を求める事により安否確認を行う場合があります。本システムでは,原則香港の国番号(+852)を使用し,メッセージは半角英数字(ローマ字)で送信します。
・運用開始について:http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/pdf/sms_kh.pdf
・よくあるご質問:http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/pdf/sms_qa.pdf

タイの病院 〜 他人のIDでも受診可能!?

  タイのビックリ事情に、また遭遇。

 

  日本での身元確認が常識だと思っていると、タイでは非常識なことがありふれている。

  そんな驚きの事例に出くわした。

 

2017年9月26日

  とあるベトナム人QM(25歳)は、普段、気の抜けた生活態度と不摂生が祟り、ヂェップ・コー(เจ็บ คอ jèb KHɔɔ 喉が痛い)と2日ほど寝込んでいる。

  その癖、夜な夜な遊びには出かける。

 

  見ていると、毎月1回、ヂェップ・コーと言っている。

  その都度、タバコと酒を止めるように言ってはいるが、些細な欲望の世界から抜け出せない(抜け出す意志もないサバーイ・サバーイな)人生をおくっている。

 

  まさに仏教哲学で分析される「六道輪廻」の世界。

  平たく言うと、自己規律が働かず、外的要因に一喜一憂するような、低次元の欲望に囚われた生命状態。 六道 - Wikipedia

  イスラーム哲学では、内的ジハード(自己努力)という用語がある。他者や環境に規律を求める外的ジハードより、内的ジハードの方が重要と説かれる。外部に規律を求める戦闘などより、自己を高め、言論で平和裏に社会に働きかけることの方が、より高度で崇高とされる。

  また、六道輪廻の低次元を彷徨って、混沌として、大切なことを見失っている状態を、イスラームではジャーヒリーヤ(無知)といっている。

 

  まさにジャーヒリーヤ時代謳歌しているQM 。

  喉の薬を買っていこうか、とメッセージを打ったけど返答が無い。

  そうこうしてるうちにQMが帰宅。

  ヂェップ・コーが酷く、チュラロンコーン病院まで行ってきたという。

  ウチの裏にも、それなりに大きな病院があるのは知っているはずだけど、何故、チュラロンコーン病院なのかは分からない。

 

  たくさん薬をもらって、全部で2,000バーツも掛かったらしい。

  見ると安く市販されている薬が半分。夜間診療の料金がかさんだんだろうか。

  必要最低限の薬を薬局で買えば500バーツもしなかったと思うよ、とは言っておいた。

 

  要は、原因は、ジャーヒリーヤな日常生活だろうから、市販の薬を買って、不摂生を止めればいいだけだ。

 

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  まず驚いたのは、薬の袋に書いてある名前。

  QMの名前ではなく、TRの名前だ。本人曰く、TRのパスポートで受診したとのこと。

  自分のパスポートがあるのに、何故、他人のパスポートを使うのか。

  パスポートの写真と受診者の顔が違うのに、チュラロンコーン病院ともあろう大病院で、そんなことが罷り通るのか。

  ちなみに、TRが、まだタイに居たことにもビックリ。

  TRは、2週間前の夜、道でバッタリ会い、既に酔っぱらっていた状態で、

『明日、ベトナムに帰るから、これから飲みに行こう。金はTRが払うから。』

  と絡んできた。

  更に根性腐ったクソガキ達もやって来たので、交差点で違う方向に歩いて、そのままバイバイした。気付いたTRが遠くから何やら叫んでいたけど、近くの警察官が何事かと見ていたので、酒に呑まれるような質の悪い人間には関わらないのが賢明。

 

  更に驚きは、受診者の診察カードは、LHのものだった。診察カードには、写真と名前が入っていて、実際の受診者とは、明らかに違うのは、見て分かるだろうに。

 

  整理すると、

  受診者はQMで、身分証明書はTRのパスポート、診察カードはLHのを提示して、受診し、薬が処法された。

 

  輸血が絡む診療であれば、恐ろしい結果になるだろうと、混沌としたジャーヒリーヤなタイの病院事情にはビックリする。

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