アジア・フリーク(Asia Freak)

タイを中心にアジア探索の記録

【タイ語】トランプ氏の「shithole」発言、世界のメディアはどう訳したのか AFPBB News

  トランプ大統領が、2018年1月11日、南米のハイチ、エルサルバドル、アフリカ諸国のことを、「Shithole 肥溜め」と発言したとされる。

 

  トランプ大統領自身は、翌12日朝のツイートで

「私の言い方はきつかったが、報じられている言葉は私が使ったものではない

 “The language used by me was tough, but this was not the language used.”

  と侮蔑発言を否定している。

 

  発言があった大統領執務室での会議に同席していたディック・ダービン上院議員は、12日、

「憎悪にあふれ、俗悪で人種差別的な言葉を大統領は口にした

“He said things which were hate-filled, vile and racist,”

  と記者団に述べている。

www.bloomberg.co.jp

www.bloomberg.com

 

  アメリカ大使館をエルサレムに移転する発言など、世界と社会を分断して、不用意に多くの人の心を傷つけて踏みにじる発言が絶えないトランプ。

  科学が、原因に対して差別の無い結果をもらたすという因果の法則に従うなら、トランプの政治生命と人生の結末は、原因と結果という科学的原理からすると、とても幸福な結末を迎えるとは言えない。

 

  この SHITHOLE 発言、世界ではどのように訳されて伝えられたかという記事があった。

www.afpbb.com

www.asahi.com

 

  タイ語では、以下のように訳されていた。

 

The Standard

ประเทศ เส็งเคร็ง

praTHês sěŋKHreŋ

ぷらテーと・セんクれん

国家 country・劣悪 crappy

質の悪い国家

 

Thai News Agency

ประเทศ กาก

praTHês gàag

ぷらテーと・がーぐ

国家 country・ゴミ garbage

ゴミ国家

 

Thairath

ประเทศ “Shithole” (รู อุจจาระ หรือ สวะ)

praTHês Shithole (ruu 'ùjjaará ru sàwà)

ぷらテーと・Shithole・(るーウっちゃーら・るー・サワ

国家 country・Shithole・(穴 hole糞 feces・もしくは or・ゴミクズ rubbish

肥溜め国家、ゴミ溜め国家

 

関連表現

 

ถ่าย อุจจาระ

THàai ùjjaará

ターイ・ウっちゃーら

排泄・大便

大便する

 

ถ่าย ปัสสาวะ

THàai pàssǎawá

ターイ・ウっサーワ

排泄・小便

小便する

【タイ語】天国へ行く、地獄へ落ちる

  火葬の時に踊りながら見送るという、少し変わった風景。


เต้นหน้าเมรุ ส่งเพื่อนไปสวรรค์ !!

 

●投稿者のコメント

เต้น หน้า เมรุ

ten nâa meerú

てン・ナー・メーる

踊・前・火葬場

火葬場の前で踊り(ながら)

 

ส่ง เพื่อน ไป สวรรค์

sòŋ PHʉ̂an pai sàwăn

ソん・プアン・ぱイ・サワン

送・友・行く・天国

友達を天国へ送る

 

●関連表現

 

「天国へ行く」は、

ไป สวรรค์ pai sàwăn 行く・天国

 

  逆に、

「地獄に落ちる」は、

ตก นรก  tòg náróg とっぐ・ナろっぐ 落・地獄 → 地獄に落ちる

  または、

ลง นรก loŋ náróg ロん・ナろっぐ 下る・地獄 → 地獄に下る

 

  ちなみに、นรก náróg は、「地獄」以外に、「地下世界」の意味もある。

  『The 33』という、地下鉱脈に69日間閉じ込めらるという映画タイトルのタイ語訳には、

ใต้ นรก tâi náróg たイ・ナろっぐ 下・地下世界 → 地下世界(の下)で

  という副題がついている。

 

  เมรุ meerú メーる は、「火葬場」の意味。

  語源は、「メール山」。

  古代インドの宇宙観では、世界の中心には天界(天国)であるメール山があり、神々を統率する軍神インドラ(帝釈天)が住んでいるという世界観がある。

  火葬文化のタイ仏教で、火葬場で焼身することで、救われて天界のメール山へ行くということから、火葬場をメールと言うようになったのかもしれない。

เมือง สวรรค์ mʉaŋ sàwăn ムアん・サワン 天界

 

  メール山は、インド起源の宗教・思想では共通した世界観。

  中国を経た仏教では須弥山(しゅみせん)という名前でも知られる。須弥山のは、shuまたはsuの読みで、サンスクリット語で「」を意味する。タイ語でもเมรุ meerú は、สุเมรุ sùmeerú とも言われる。

  ちなみに、ニックネームが「สุ sù ス 善」というタイ人もいる。

 

  世界の中心に天界のメール山があるという世界観は、古代インドの宗教・哲学を取り込んだ東南アジアでは、今でも多くの場所で建築デザインに見られる。

 

  ラーマ9世の新設された黄金の火葬場は、中心に高く聳える塔があるデザインで、中心の塔はメール山を表現する。

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  古代インド起源のヒンドゥー思想を取り込んだクメール王朝アンコール・ワットも、中心に一段と高い塔(メール山)が配置されているデザイン。

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  クメール王朝で初めて仏教を国教としたジャヤヴァルマン7世が建築したアンコール・トム内にあるバイヨン寺院も、中心は須弥山(メール山)。

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悪名高いタイのタクシー、抜本改革なるか タイ当局が新プロジェクト | newsclip (ニュース、経済、企業のニュース)

【タイ】タイ運輸省陸運局は悪名高いタイのタクシーの抜本的なサービス向上を目指すプロジェクト「タクシーOK」を1月25日に始動する。

 プロジェクトに参加するタクシーは約2万台で、空車時の表示器の色は「緑」。全車両が衛星利用測位システム(GPS)、乗客用の緊急ボタン、車内ビデオカメラを搭載する。運転手、走行ルート、速度などの情報と車内のリアルタイムの映像を陸運局の管理センターで監視し、安全運行とサービスの向上を図る。運賃は通常のタクシーと同額だが、専用のタクシー配車アプリ「タクシーOK」を使いタクシーを呼んだ場合は20バーツが加算される。

 タイのタクシーは粗暴な態度や危険な運転、メーターに細工するなど様々な手口による運賃のごまかし、常習的な乗車拒否などで知られる。タイ当局は取り締まりを強化しているが、これまでのところ、目立った効果はあがっていなかった。


 

  つい先日、スラウォン、シーロムからスクムビットまで乗るのに10台ほどタクシーを停めたが、

  全て、

メーターは使わず200バーツ(メーターなら60バーツほど)、

  もしくは、

行きたくない

  というドライバーばかり。

  毎度、このエリアは酷い状況。

  政府の新規プロジェクト「タクシーOK」で改善されるかは、正直、期待薄。

 

  更に、既にある同様サービスGrab Taxiなどの民間サービスの営業にとっては、競合サービスになる。政府のサービスを開始して民業圧迫することにならないだろうか。

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カンボジア内戦で荒れた街 日系企業が変貌に貢献(18/01/07) - YouTube

ポイペト国境

カンボジアから出国のイミグレーション

2018年1月1日時点

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  イミグレーションでは、時間によっては長蛇の列になることがある。そんな時は、イミグレーション周辺でウロウロしているエージェントが声を掛けてきて、列に並ばずとも、出国書類と出国審査を代行してくれる。列に並ばず、裏口で処理してくれるので、ものの5分ほどで終わる。長蛇の列に並ぶと20分以上待つこともあるので、時短ワザとして活用できる。

  エージェント料金は、100〜300バーツ。

  タイ側でバンコクパタヤに向かうバスやバンが、15分から30分おきに出てるので、この出国イミグレーションを早く抜ければ、1、2本早いバスやバンに乗れる。

 

  書類代行しているエージェントたち。

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  カンボジアとタイの国境は、朝7時に開く。

  カンボジアからタイへ出稼ぎに出る人が、国境ゲート前で待機している。

  国境ゲートが開くのと同時に、凄い勢いで駆け出していく。

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カンボジアへ入国のイミグレーション

2018年1月1日時点

  カンボジア側へ入国するイミグレーションの50メートルほど手前に、カンボジア入国のビザ申請書がある。

詳細は、カンボジア 入国ビザ

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Temple Dance Club in Siem Reap

Temple Club

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  シェムリアップ中心街のPub Street 08にあるクラブ。

  通りに面した外側はオープンバーで、大音響の音楽を聞きながらお酒を楽しめる。

  店内は、テーブル席と立ち席があり、まさにダンス・クラブ。

 

  ここは、音楽もいいし、外側のオープン席辺りでは、通り行く人たちも足を留めて、店の前までクラブ化してる。

  現地のカンボジア人もクラブといえばTemple Dance Clubが一番だという。

  滞在中の旅行者も交じって、ここでお酒と自分なりのダンスでリズムを楽しみにきている。

  いい音楽と大音量、程よいお酒で、日常とは違う自由な空間で気分転換できる。

 

  この通りには、カンボジア人の背の低い売り子の女性がいて、この店の前でよく踊っている。商品が入った小ぶりの籠を抱えながら、ノリよく踊る売り子に見惚れて、一緒になって踊り始め、必死にアプローチしている姿をみることもしばしば。

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  外側で聞いていると、耳が潰れそうな大音量に思ったけど、内側に入ると、意外と程よい大音量なので、何時間いても、タイのクラブみたいに耳が痛くならない。

 


2018年1月1日(月曜日)

  2017年最後のカンウト・ダウンは、Temple Club!

  カウント・ダウンに向けて、クラブ内は超満員。外のパブ・ストリートも、歩けないくらいの人で盛り上がってる。

  一緒に行ったせクメールDolyが、とにかく、機転が利く。

  別のバーで軽く飲んで、23時頃Temple Clubに行くと、超満員で入店制限されていた。そこを店員と交渉して入店。

  クメールDolyは、満席で無いはずのテーブルを探しに行くと言って、10分程で戻ってきた。

  店内奥のお立ち台の真ん前あたりに、床置の巨大スピーカーをテーブルとして使うよう確保してきた。割れた瓶などが置いてあったけど、店員を待たずに全部片付けて綺麗にしてくれたのもクメールDoly。とにかく、凄い気が効く。

  巨大スピーカーにビール籠を置くと、振動でビール瓶たちが跳ねるはねる。


KH Siem Reap - Temple Club 2017.12.31.235245

  いよいよ、カウント・ダウンで一気に凄い盛り上がり


KH Siem Reap - Temple Club 2017.12.31.235856

  2018年最初の曲は、Ed Sheeran "Shape Of You"!!

  いきなり激しい曲ではなく、落ち着いたところからジワジワ盛り上げる選曲センスが良い。