ベトナムの高校入試問題は日本よりはるかに難しいことをご存じでしたか? | 英語で一流を育てる | ダイヤモンド・オンライン
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2015年に実施した「学習到達度調査(PISA)」で、タイは科学的応用力、読解力、数学的応用力の全項目で、初めてベトナムに差をつけられた。
最近、ベトナムの20代の人たち(農村地帯)と、タイの20代の人たち(バンコク)と接していると、計算能力、理解度、創意工夫の点で、差があると実感することがよくある。
たとえば、集客数とは別に、利益率の改善が必要と何度か話をしたことがある。
ベトナムの20代の人たち(農村地帯出身、企業経験無し)は、分数や小数点を含む計算を暗算し、利益率◯◯%という計算をなんなくやってのける。
対してタイ人の場合、大学卒で、日系企業に勤めて数年のキャリアがあっても、利益率についてはなんとなく理解していても、その重要性の理解が薄く、小数点を含む計算やパーセンテージの話しまでには至らないことが多い。
いわゆる地政学的な面での歴史が培ってきた国民性や、国の教育への取組み、道徳観などの結果だと思う。
経済的発展のためだけではなく、安全、安心の暮らしのために、タイの教育改革は急務だと思う。